外来診療について

当診療所は心温まる広い空間で包まれています。
待合室、検査室、診察室はすべて患者様の心が休まるように設計、建築されています。
壁、床、天井は石やタイルで覆われ、建物内外の樹木は緑で溢れ、眼に優しい間接照明とともに、異次元の世界を醸しだします。
無駄を省き、本質のみを浮き彫りにするリラックスした空間で患者様に時を過ごしていただき、検査をお受けいただき、診察させていただくことが、お病気をお持ちの皆様を遇する私共の基本姿勢です。
私どもの診療所の最大の特色は、内科と歯科を両輪としているところです。
特に、高齢者の方は歯科疾患のため食欲の減退、摂食不良となり、さらに嚥下障害で誤嚥性肺炎を引き起こすことが問題となっています。
内科と歯科の連携で学際的診療を提供したいと願っています。
次の特色は、検査設備の充実です。
特に、キヤノン製320列CTは世界で最速、高性能の機器です。
放射線の被爆量は最小に抑えられ、短時間で撮影できる上、解像度はこれまでのCTとは一線を画すほど精緻です。
特に冠動脈造影CT検査は心臓カテーテル法による冠動脈造影と比べても、遜色のない画像を提供してくれます。
非侵襲性、簡便性、安全性の面からも、高く評価されます。
このCT検査は、冠動脈以外にも全身に適応され、早期肺癌、肝臓癌、腎臓癌などの発見に貢献してくれます。
シーメンス製MRIも同様に、脳疾患、アルツハイマー型認知症の他、脊髄疾患、特に膵臓癌、子宮癌、卵巣癌の診断に有効です。
全身の動脈を映し出すMRAは、脳梗塞、脳出血、脳動脈瘤、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症等の診断に有効です。
GE製DEXA法による骨密度測定装置は、腰椎や大腿骨頸部の骨密度を正確に測定し、骨粗鬆症の診断と治療の経過診断に有効です。
その他、キヤノン製最高機種の超音波診断装置も導入しており、甲状腺、心臓、腹部臓器全般、頸動脈、大動脈、下肢動脈・静脈の疾患診断に有効です。
又、大学病院の画像診断医と連携し、画像の解析・読影を行っています。
このように私共の医療システムは診療録・検査データーを高度に電子処理しており、当院のインターネットシステムによりその機密性・安全性は厳重に守られています。